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アンティーク着物の価値と修復

アンティークのきものを考える

アンティークのきものには手仕事による独特の生地のしなやかさと繊細さ、温かさ、そしてデザインの大胆さ、色彩と芸術があります。

その昔ならではの「技」で、現在きものを作るとなるとかなりの高額のものになってしまいます。
古くなっても価値あるべきアンティークのきものが、アンティークショップや古着屋などで安値で取引されているのはなぜでしょうか。

安く買えるということは、消費者にとっては一見お得のように思えますが、要するにそのままでは価値がなくなっているということなのです。

寸法が小さい、シミがついている、生地がほつれているなどなど…、ひどいものは本来の価値の100分の1以下になっているものもあるでしょう。

しかし、それをもとのあるべき姿に近づけることが出来たなら、アンティークのきものを探すことは宝探しのようなものです。

お店で出会うアンティークのきものだけでなく、タンスで眠っている、おばあさま、おじいさまが残してくれたきものなど価値あるものを価値あるべき姿に戻し、現代によみがえらせるためにはどのようにすればよいでしょう。

価値ある姿にしましょう

まずはきものにシミやキズがなく、絵柄などの遜色もなく自然で美しいことが大事です。

洗い張り、しみ抜きはもちろん、いたんでしまった友禅柄を復元したり、昔の金の色を甦らせたりすることも可能です。(生地が切れて傷んでいる場合は修復不可能な事もあります。)

このような技術できものの自身の価値を戻したなら、今度は着る方にあったものにする必要があります。

やはりきものの美しい着姿のためには寸法があっているということがあげられるでしょう。
アンティークのきもの難点のひとつに現代の方とは丈があわないということがあります。

これは見えない部分に生地をたしたり、縫いをだしたりすることで仕立て直すことが可能ですが、このときに時間が経ちヤケが出てしまった部分と縫い代部分との色の違いを直す必要があります。

そして、仕立て直した際に絵柄が合わなくなってしまった場合には金加工を足してリメイクをすることもできます。

ただ、一口に可能とは言うものの、これらの作業は手仕事であり、現代における型染めや加工とは違った、昔ながらの非常に繊細な職人の技と知識を必要とします。


きもの工房 扇屋におまかせください

扇屋では今まで多くのアンティークのきものを直してまいりました。

分業が主のきもの業界で全工程を理解する職人は数少なくなってきておりますが、扇屋では工程の理解はもちろん、きものの作者の心を感じ、きものを通じて時間を越え、作者と対話しがらきものをなおしていきます。

お客様のご希望に添えるよう、じっくりご説明の上、進めさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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